柔道の父にして講道館柔道の創始者 加納治五郎

  • 2017年11月7日
  • 2020年3月23日
  • 武道
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こんにちは、yukiです。

今回は講道館柔道の生みの親、柔道の父と言われている加納治五郎について紹介していきます。

今や柔道は日本国内だけでなく海外の様々な地で練習されていて、技術だけでなくその精神も一緒に普及していると言えるでしょう。

柔道はオリンピック競技に加わり柔道からJUDOになってしまったといわれることもありましたね。

裏を返せば、それほどの人数が世界で柔道をしているとも言えるのではないでしょうか。

急に競技人口が増え、新しい攻撃方法などで各国で様々な発展を遂げている柔道ですね。

では、その柔道の生みの親である加納先生がどのような方だったのか見ていきましょう。

高学歴の柔道家

加納先生は学生時代を官立東京開成学校(今の東京大学)で過ごしていました。

もともと虚弱な体質であったため力の強い人に負けてしまうことが悔しかったそうで、力の弱いものでも力の強い人に勝てるように柔術を習い始めるようになったそうです。

その後、加納先生は様々な流派の柔術を学び始め、それぞれの流派の良いところを取り入れ自身の創意工夫も加え独自の技術体系を作り上げました。

自分の中で崩しの理論や技術を体系化し、柔よく剛を制すという考え方から心身の力を最も有効に活用する原理へと発展させた柔道を作り、道場として講道館を設立しました。

加納先生は、もともとは体が弱かったのですね。

しかし、強くなりたい、負けたくないという気持ちから様々な練習をして強くなろうとする気持ちは、いつの時代でも心のバネになるようですね。

そして数多くの流派から技術を学び、そこから自分で必要なものを取り入れ、新しいものを作り上げようとすることは並大抵のことではないですね。

それができるということは、習ったことをほとんど理解し、理論として構築することができるということです。

それを自分で体系化して伝えているのです。

自分で物事を教えることがいかに大変なのかは、何かを教えたり、指導をしたことがある方なら分かるのではないでしょうか。

それが、自分で1から考えたオリジナルのものであるとなるとなおさらですね。

こういうところからも、加納先生が優秀な方だったことが垣間見えますね。

加納先生の言葉

ここでは柔道の生みの親であり、教育者でもあった彼の言葉を見ていきたいと思います。

「講道館は単に技を修得するだけでなく、天下の大道を学ぶものとし、その教育場である。」

教育者らしい言葉ですね。

ただ単に強くなることを目標とするのではなく、人としてどうあるべきかを学ぶ場所として講道館があるという教えなのでしょう。

最近は強くても、素行が気になる方もいるので今一度この精神を胸に宿してほしいですね。

「柔道の目的は、身体を鍛練して強健にし、精神の修養につとめて人格の完成をはかり、社会に貢献することである」

これは、加納先生がまさに体現してきたことですね。

柔道を通して、弱かった体を強くすることで心身と共に精神も鍛え上げ、人間としても成長して社会に何かしらの形で還元するという、とても素晴らしいことですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。講道館柔道の創始者であり柔道の父と呼ばれた加納治五郎先生について書かせていただきました。

実力主義で勝負の世界である武道にここまで精神性を説いたのは、当時ではまだ珍しかったのではないでしょうか。

つい強さだけを求めやすい武道で、ここまで人格を持った創始者はそういないと思います。

それも加納先生自身が弱いところから修行が始まり、練習を積み上げていく中で、考えて考えて強くなったからではないでしょうか。

それでは今回以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。また次回のブログでお会いしましょう。

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